この時期だけの贅沢な時間
けんこ~コラム・29
この時期だけの贅沢な時間
気がつけば薔薇が満開の季節になりました。
今年は桜の開花が東京では平均より12日早く、
その後も気温がずっと暖かかったので、
次から次に花が咲き出しました。
そのため薔薇も藤も例年よりずっと早い満開を迎えました。
薔薇は春の終わりから初夏の花です。
地域にもよりますが、例年5月末から6月
少し遅く咲くオールドローズは7月上旬が見頃です。
薔薇はどんどん枝を伸ばして蕾をつけていきます。
気温が15度以上であるかぎり
繰り返し咲いたり、
咲いた花がらを切ると、そこから枝葉が伸びて
また花をつける種類もあるそうです。
そして秋に二度目の薔薇の季節を迎えます。
ご近所に薔薇を育てていらっしゃるお庭があると
風に乗って良い香りがしてきたり、
前を通るときに華やかな気持ちになったり
この時期の犬の散歩がとても楽しみです。
仲良しのお友達のお家は
彼女のお母様が薔薇が好きで
お庭でたくさん育てていらっしゃるので
そのお宅はご近所ではちょっと有名な
バラ園のようになっています。
毎年、落ちた薔薇の花を綺麗なうちにくださいます。
私はそれもとても楽しみなのです。
何をするかというと、花びらをお風呂に浮かばせて
薔薇のお風呂にします。
一つかみの薔薇の花びらをお風呂に浮かばせて蓋をすると
開けた時にほのかな薔薇の香りがするのです。
香りはほのかですが、浮かんだ薔薇の花びらのお風呂は
見ていてとても優雅な気分になれます。
薔薇の季節にお友達からお裾分けでいただく
年一回の贅沢な楽しみです。
薔薇の香りは幸福感をもたらすと言われています。
また、古くからその美容効果が注目され、
クレオパトラやマリーアントワネット、
ナポレオンの妻ジョセフィーヌに愛されてきました。
現在では、香りの体への関係性が研究され
アロマテラピーとして確立され
更に研究が進んでいます。
さて、アロマテラピーとはよく聞きますが、
一体どんなものでしょうか?
アロマテラピーとは、
香り(主に植物に由来する精油と呼ばれるもの)を使った
病気や外傷の治癒や予防、心身の健康や
リラクゼーションを目的とした療法のことです。
アラビアやヨーロッパでは、
伝統的に精油が医療に用いられてきました。
そこからフランスの調香師がアロマテラピーを
確立したと言われています。
フランスでは現在でも医師が医療として行っているそうです。
フランスで発祥のアロマテラピーは
伝達していくうちに、
美容やリラックスを目的とした
「エステティック・アロマテラピー」と
医療を目的とした
「メディカル・アロマテラピー」の
ふたつに分かれていったと言われています。
美容として使うものは
人工香料も用いられるそうですが
メディカル・アロマテラピーは
100%天然由来の精油しか用いないという
違いもあるようです。
薔薇の精油はとても高いのですが
4トンの薔薇の花びらから取れる精油の量は
たった1キログラムだそうです。
とても貴重なのですね。
精油ほどに強い香りではないですが
もし、この時期にどこかから
薔薇の花びらが手に入るようでしたら
ご自宅で私のように天然のアロマテラピーと
優雅な気分をを楽しんでみてはいかがでしょうか。
難波
今年は桜の開花が東京では平均より12日早く、
その後も気温がずっと暖かかったので、
次から次に花が咲き出しました。
そのため薔薇も藤も例年よりずっと早い満開を迎えました。
薔薇は春の終わりから初夏の花です。
地域にもよりますが、例年5月末から6月
少し遅く咲くオールドローズは7月上旬が見頃です。
薔薇はどんどん枝を伸ばして蕾をつけていきます。
気温が15度以上であるかぎり
繰り返し咲いたり、
咲いた花がらを切ると、そこから枝葉が伸びて
また花をつける種類もあるそうです。
そして秋に二度目の薔薇の季節を迎えます。
ご近所に薔薇を育てていらっしゃるお庭があると
風に乗って良い香りがしてきたり、
前を通るときに華やかな気持ちになったり
この時期の犬の散歩がとても楽しみです。
仲良しのお友達のお家は
彼女のお母様が薔薇が好きで
お庭でたくさん育てていらっしゃるので
そのお宅はご近所ではちょっと有名な
バラ園のようになっています。
毎年、落ちた薔薇の花を綺麗なうちにくださいます。
私はそれもとても楽しみなのです。
何をするかというと、花びらをお風呂に浮かばせて
薔薇のお風呂にします。
一つかみの薔薇の花びらをお風呂に浮かばせて蓋をすると
開けた時にほのかな薔薇の香りがするのです。
香りはほのかですが、浮かんだ薔薇の花びらのお風呂は
見ていてとても優雅な気分になれます。
薔薇の季節にお友達からお裾分けでいただく
年一回の贅沢な楽しみです。
薔薇の香りは幸福感をもたらすと言われています。
また、古くからその美容効果が注目され、
クレオパトラやマリーアントワネット、
ナポレオンの妻ジョセフィーヌに愛されてきました。
現在では、香りの体への関係性が研究され
アロマテラピーとして確立され
更に研究が進んでいます。
さて、アロマテラピーとはよく聞きますが、
一体どんなものでしょうか?
アロマテラピーとは、
香り(主に植物に由来する精油と呼ばれるもの)を使った
病気や外傷の治癒や予防、心身の健康や
リラクゼーションを目的とした療法のことです。
アラビアやヨーロッパでは、
伝統的に精油が医療に用いられてきました。
そこからフランスの調香師がアロマテラピーを
確立したと言われています。
フランスでは現在でも医師が医療として行っているそうです。
フランスで発祥のアロマテラピーは
伝達していくうちに、
美容やリラックスを目的とした
「エステティック・アロマテラピー」と
医療を目的とした
「メディカル・アロマテラピー」の
ふたつに分かれていったと言われています。
美容として使うものは
人工香料も用いられるそうですが
メディカル・アロマテラピーは
100%天然由来の精油しか用いないという
違いもあるようです。
薔薇の精油はとても高いのですが
4トンの薔薇の花びらから取れる精油の量は
たった1キログラムだそうです。
とても貴重なのですね。
精油ほどに強い香りではないですが
もし、この時期にどこかから
薔薇の花びらが手に入るようでしたら
ご自宅で私のように天然のアロマテラピーと
優雅な気分をを楽しんでみてはいかがでしょうか。
難波
けんこ~コラム