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様々な効用 2
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◆にんにくの成分と
卵黄の油脂が結びついて
更に加熱される事に
よって新しい有効成分が
出来ます。 |
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| 様々な効用 2 |
5、ウィルスに対する抗菌力
ニンニクの有効成分であるアリシンには強力な殺菌力があります。生のままのニンニクを多食しますと、あまりに強力な殺菌力のために腸内菌が死滅してしまい、胃痛の原因になってしまいます。
面白いところではバラの園芸の際、となりにニンニクを植えていると、病虫害の予防になるそうです。
アリシンは12万倍に薄めた液でも、赤痢菌、チフス菌、コレラ菌、
淋菌など強力な細菌・ウィルスに抗菌力を保持し、完全に撃退してしまします。その強力な殺菌力は肝臓病の原因になる肝炎ウィルス、インフルエンザや風邪のウィルスに対しても絶大な効果を発揮しま
す。
ストレプトマイシンなどの薬がなかった戦前では、結核は不治の病とされていましたが、生のニンニクが唯一の特効薬でした。その後、多くの研究によっても、アリシンが抗生物質のペニシリンやテ
トラマイシンよりも強力であることが確認されています。
ニンニクの摂取によって血中に溶け出したアリシンは、その強力な殺菌力で体内に侵入したウィルスの活動を著しく抑制したり、殺
したりします。それと同時にアリチアミンは代謝機能を活発化させ、弱った細胞の抵抗力を増し、血行を促進して体を温めます。
ですからニンニクを多食する人はまず風邪をひきません。その他
の感染症に対しても極めて高い抵抗力が期待できそうです。
最近、弘前大学の佐々木教授らによって0−157に対するニンニクの殺菌力が実証されました。研究によると蒸留水とニンニク1
%を溶かしたニンニク水でのO−157の培養実験をおこなったと
ころ、24時間後、蒸留水では菌が増えコロニーが出現しましたが、ニンニク水ではすべての菌が殺菌されました。
また、殺菌の有効成分を個別に調べるため5つの成分別培養実験を行ったところ、3つの成分が殺菌力を持つこと、その3つも更に細分化して成分別培養をした場合、殺菌力が弱まってしまうことが分かりました。
つまり、ニンニクは成分を分けて摂取するのではなく、ニンニク丸ごと食べてしまうほうが、殺菌力が上がるという結果がもたらされたのです。
またMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の培養実験も同時に行われ、やはり1%ニンニク水で完全に殺菌されることも分かりました。
MRSAは院内感染の主な原因菌で抗生物質も効かないO−157 と並ぶ全世界で問題となっている厄介な細菌です。
6、胃弱・胃潰瘍に
5で申し上げたました通り、生のにんにくを食べ過ぎると、腹痛の原因になってしまうことがあります。また胃潰瘍をわずらっている場合など、弱った胃壁に刺激をあたえるという理由で生のニンニクはコーヒーや酒類・香辛料・かんきつ類等と同様、あまり食べないほうがよい物と言われています。
一般的にキャベツに含まれるビタミンUが健胃と胃潰瘍に有効であることは広く知られてます。ところが意外なことに、実はニンニクも、健胃と胃潰瘍にはきわめて効果的に作用するのです。
胃弱や胃潰瘍の原因として、ストレスや過度の喫煙、暴飲暴食などがあげられますが、近年は、ピロリ菌も原因のひとつとされています。
前にも申しましたように、ニンニクに含まれるアリチアミンはビタミンB1と同様、脳や末梢神経を正常に働かせ、精神を安定させる効果があります。ストレスの多い現代、胃の負担は休まることを知
りません。過度のストレスや、ストレスに伴う暴飲暴食は胃酸の分泌を異常にし、胃壁を荒らし胃弱や胃潰瘍の直接の原因となってしまいます。
ニンニクの鎮静効果はストレスを緩和し胃酸の分泌を正常に整え、胃の負担を軽減します。また、アリチアミンはペプシンなどの各種消化酵素の分泌をさかんにさせる働きがあるため、たんぱく質・脂質の分解を助けます。
さらにアリシンはたんぱく質と結合しやい性質があり分解を促します。いちはやく分解されたたんぱく質は胃内部で膜をつくり
胃粘膜を強化・補強します。
また、卵黄にも胃を助ける効果があります。レシチンが血管の悪玉コレステロール(LDL)を肝臓にもどし、その結果できた胆汁が胃内部に分泌され、脂質の分解をします。
そういったニンニクの成分を有効に利用するためには、胃弱・胃潰瘍の際にニンニクを加熱してアリシンの刺激・殺菌効果をある程度緩和させてやってから食べることが必要です。
また、ニンニクと卵黄を同時に摂りますと、アリシンがはじめからくたんぱく質・脂質と結合した状態で食べられるため、刺激の緩和につながるのです。 そして、ニンニクは胃潰瘍の原因菌と
して最近注目されているピロリ菌も殺菌・抑制することがわかっています。
7、糖尿病に対して
1960年代半ば、日本人の糖尿病患者数は3万人ほどとされていました。 ところが40年を経た現在、その患者数は700万人と膨れ上がっています。これは日本人の食生活が急激に欧米化してしまったことが原因で、40年の間で200倍もの伸びを示したのは、世界でも例を見ないそうです。
糖尿病は、高カロリー・過栄養にたいして代謝のアンバランスから起こるいわゆる「ぜいたく病」ともいわれており、特に運動不足から来る肥満やストレスの増加などが原因として指摘されています。
糖尿病は、すい臓から分泌されるインシュリンとよばれるホルモンの分泌が不足することから代謝異常が生じ、血中のブドウ糖の濃度が長期間持続して、ついに尿から排泄されるようになってしまう症状です。
すい臓がインシュリンを分泌しなくなる原因としては、
(1)外科手術ですい臓を切除していまったり、炎症やガン組織に破壊されるなど、
すい臓自体が無いか物理的に機能しなくなるというパター ンと、
(2)過食や肥満、運動不足などによってインシュリンを分泌しなくなるというパターン。
の2つがあります。
前者パターンを(1)インシュリン依存型、後者のパターンを(2)インシュリン非依存型糖尿病と呼びますが、特に後者のインシュリン非依存型が糖尿病患者の実に95%を占め患者人口の激増の原因となっています。
なぜ、肥満や運動不足がインシュリンの分泌を阻害してしまうのかは、成長ホルモンや副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモンの過剰な分泌
などが指摘されていますが、実はまだ良く分かっていません。
いずれにしても食生活はもちろんですが、摂取カロリーと代謝量のバランスを日頃からとること、適度の運動を欠かさないことが、糖尿
病予防の基本中の基本です。
ニンニクは前にも述べましたとおり、血液中の血糖とグリコーゲンなどの糖代謝を円滑にする働きがありますので、糖尿病の予防に非常に効果的です。
糖尿病は一度かかると、軽ければ治療により健康な人と同じような状態を維持することはできますが、今のところ完全に治癒することは
ありません。
治療法としては、
(1)インシュリン依存型の場合(すい臓機能欠損型)
−インシュリンの適宜な投与
(2)インシュリン非依存型の場合
(肥満などによるインシュリン分泌不全型)
−食生活や運動などで血糖値を常にコントロール
していく&血糖降下剤の投与
となります。
特に(2)のインシュリン非依存型糖尿病の場合、症状を進行させないため、きびしい自己管理が必要になってきます。
このとき、ニンニクが症状の進行を側面から阻止する働きを多くもっているのです。
ニンニクに含まれるビタミンB6は合併症がつきものの糖尿病について特に神経障害の防止に効果があります。また、妊婦糖尿病の緩和に役立つことがわかっています。
また同じくにんにくに含まれている亜鉛はすい臓機能そのもの、つまり血糖値調節のために欠かせない物質です。インシュリンの生成、
分泌、インシュリンの濃度調節に直接作用します。
そして、アリチアミンがすい臓内でビタミンB6と出会うと、そこで結合して細胞を活性化する働きをし、インシュリンの分泌を助けます。
また、制限の多い食事のなかで極めて摂取がむずかしいビタミンB1を効果的に消化吸収する手段として、ビタミンB1と同じ働きをし、吸収率が格段によく体内備蓄がきくアリチアミンの存在は極めて大きな意義があるといえましょう。
事が代謝に関わる必須物質で、血糖値の管理にダイレクトに影響する物質なだけに、その有用性はいっそう貴重といえます。
また、糖尿病にかかってしまうと血液が凝固しやすくなってしまい、
血栓や動脈硬、眼底出血、脳梗塞など、循環器系の障害から様々な合併症が起こりやすくなります。ニンニクに含まれるアリシンは脂質と結合して脂質アリシンとなり、ビタミンEと同じ働きをします。
血管内の老廃物を取り除き抹消血管を拡張して血流をスムーズするため、合併症の予防に効果を発揮します。
そしてやはり合併症として心配な肺炎などの感染症も、その殺菌力と細胞の代謝活性化によってアップした免疫力によって予防できます。
ニンニクの機能が糖尿病の予防、また掛かってしまった場合の治療手段としていかに有効か、お分かりいただけたでしょうか
8、脳と知的機能に対して
強壮の章でお話した、性欲や精子の生産量・活性化に深い関係をもつホルモン、アセチルコリンは、実は神経細胞の中にあっては情報 伝達物質として機能しています。アセチルコリンの体内の濃度が低くなると記憶障害や日常の生活動作が緩慢になってしまうといった事態に陥ってしまいます。
性欲と知性が深い関係にあるというのはただの例え話などではありません。生化学的に見れば同じ物質に支配された精神活動なのだということが言えるのです。
卵黄に豊富に含まれるレシチンは神経細胞内で分解されコリンという物質になります。コリンは更に酵素の媒体によってアセチルコリンに変化し、脳の働きに強い効果をもたらします。
アメリカのマサチューセッツ工科大学のR・J・ワートマン博士は、
1982年4月科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」に『脳
の機能を修正する栄養素』と題した論文で
1、老齢に伴う記憶障害、つまり老人ボケの治療には、レシチンを毎日の
食事で補うことが必要。
2、レシチンの供給は、老人ばかりではなく、一般の成人や児童の脳によ
い働きをもたらし、脳の学習能力、記憶力などの強化改善に役立つ。
と述べています。
また、マサチューセッツ総合病院のJ・H・クロウドン博士は、精神病患者にレシチンを投与した結果「神経学的、および精神分裂的失調
をきたした患者には高い治療効果をあげた」と発表しました。
高知医科大医学教室では、中程度のアルツハイマー型老人性痴呆症患者7人を選んで、卵黄中のレシチンとビタミンB12を含有した固形乾燥剤を製造し、1
日に2個、12週間にわたって毎日与えたところ、7
人中5人に精神機能、なかでも感情面に良好な結果があらわれたことが分かりました。
そして脳の活動にさらに重要なのは糖代謝と血液循環と体温なのです。
脳の活動に必要なエネルギー源は血中を流れる血糖です。車に例えればレシチンがエンジンにあたり、ガソリンにあたるのが血糖です。
血糖の代謝に必要になってくるのがまたしてもビタミンB1なのです。 脳においてもビタミンB1が足りない状態では糖代謝が潤滑に行われま
せん。
ニンニクのアリシンとビタミンB1が結合して出来たアリチアミンはビタミン
B1と全く同じ働きをし、吸収の悪いビタミンB1とちがい吸収力もよく血中で蓄えも効きます。アリチアミンが万全であれば、脳の糖代謝も遅滞なく行われるというものです。
また、脳の活動を低下させるものに、年齢とともに悪くなる脳の血流があります。冗談で「血のめぐりが悪くなった」とよく言いますが、
これは笑いごとではなく、血が濃くなって粘性が高くなると、当然血流が悪くなり、学習能力の低下や脳梗塞、痴呆などの原因になります。
ニンニクに含まれるアリシンは脂質と結びついて脂質アリシンとな
り、ビタミンEと同じ働き、つまり血中の老廃物を除去し血液をサラサラの状態にし、さらに抹消血管をひろげ血液を流れやすくし、赤血球
の量を増やして脳への酸素供給量を増やすのです。
脳が活発に働くには体温も重要な要素です。人間の体温は午後2時ごろに最高になり、午前2時ごろに最低となります。この体温の変動
と知的作業能率は非常によく一致するといわれています。
ニンニクのアリチアミンが基礎代謝を安定させ温補効果(体をポカポカと暖める効果)を発揮することは知的作業にも著しく貢献するものと思われます。
また、にんにくの有効成分のいくつかは、脳の神経細胞の寿命を延ばし、しかも神経細胞の樹状突起(ほかの神経細胞とつながるためのイソギンチャクの触手のようなもの)の枝分かれを増やす働きがあります。また、せっかく出来た情報伝達の材料アセチルコリンも体内の別の物質に破壊される場合があるそうですが、にんにくにはその物質の活動を止める役目もあるそうです。
特殊なマウス(脳に萎縮が起こるように操作したマウス)ににんにくの有効成分をまぜたエサを10ヶ月間与えたところ、脳の重量が正常なマウスと同じにまで回復したという実験結果があります。
それって、アタマが良くなるってこと・・・?
事実、他の実験でも、にんにくを与えたマウスと与えなかったマウスとで電気ショックを与える床を避ける学習をさせたところ、にんにくを食べないグループが覚えるのに1週間かかったのに比べ、にんにくを食べたグループは2日で覚えた、プールの真中にゴールを用意し、
そこに至るまでの到達時間と学習能力を測定したら、にんにくを食べ させたマウスは通常の2倍のスピードで覚えてしまったなどなど・・
・・
私の父は、脳腫瘍をわずらい、手術後しばらく、全く言葉が喋れませんでした。手術の際についた小さな傷が言語をつかさどる部位だったらしく、喋ろうとしても、言葉が出てこないという症状に陥りました。
脳はある部分が死滅すると、別の神経細胞がそれを補うように他の情報の伝達ルートを作るそうです。その活動ににんにくの成分が働いたのだとしたら、父にとって「にんにく玉」はまさにうってつけの食品だったわけですが・・・・
先日(2003,6,8)放送のテレビ番組でも、脳細胞に対する働き、「ボケ防止」というテーマでにんにくが扱われたと聞きました。
(あいにく、私は見ませんでしたが)その有効成分とは、アホエン、 スコルジニン、S-アリルシステイン、アリキシンなどです。
(番組ではS-アリルシステインだけだったのかな・・・・?でも、それだけじゃないんですよ^^)
9、自律神経調整
ストレス社会とよばれる現代。知らず知らずのうちに精神的な健康を害しているという例は、みなさん自身やみなさんを取り巻く環境で、いやおう無しに対面せざるをえない問題ではないでしょうか?日常的なストレスの増加に耐えて、それに適切に対処し解消していくのも結構骨が折れる時代になってしまいました。
さらにイレギュラーにストレスが溜まり自分だけでは処理困難という事態に陥ると精神のバランスは崩れ身体面まで影響を及ぼしてしまいます。肉親との死別、失恋、落第、家族の不和、職場の反目などからストレスがたまると、自律神経失調症になることがあります。
神経系には中枢神経系と抹消神経系があります。
末梢神経系は細かく枝分かれした末端組織との情報伝達に使われる神経、中枢神経系は脳と身体の各器官とを結ぶ役目をします。中枢神経はその働きにより体性神経系と自律神経系とにわかれます。
体性神経系は意思の力で筋肉を動かしたり、運動したりする神経系です。一方、自律神経系は、消化、吸収、血液の環境、排泄、生殖など生命の維持に欠かすことの出来ない機能をつかさどっています。
そして、自律神経には、交感神経と副交感神経があります。このふたつは多くの場合反対の働きをしますが、臓器によっては一体となっ
た働きをすることもあります。
人は恐怖や怒りによって感情を強く刺激されると瞳孔は開き、動機ははげしくなり、赤血球が増加して肝臓に蓄積されたグリコーゲンが動員されて、血糖値が上昇します。
これは交感神経によるものです。また、更に窮地に追い込まれたりすると、それから逃れるために必要な血液が、骨格筋、心臓、脳などにおくられます。これは、全身の交感神経が強い働きをし、副腎の内側の部分から大量のアドレナリンを血液中に分泌するからです。
副交感神経の主な役割は、交感神経の興奮によって生じた諸器官の変化を元に戻し、消耗されたエネルギーを補充する方向にカラダのスイッチを切り替えることです。胃腸のはたらきを刺激して食物の消化吸収を高めて、肝臓や筋肉にグリコーゲンを蓄えさせ、血圧を下げます。
副交感神経が働き始めると、緊張は緩み、抹消血管は拡張して血行が盛んになり、体温も上がって快眠の条件がそろいます。
たとえば、赤ん坊を眠らせる時、背中をさすったりしますが、これは副交感神経に一定の刺激をあたえているのです。
この自律神経のバランスが崩れると、不安神経症、ヒステリー、神経衰弱、強迫神経症、抑うつ反応、妄想反応などの症状が出てきます。
そして、どんな症状であれ、これを説明するだけの身体的原因を見出すことは困難だといわれています。
自律神経失調症のきざしは、まず、眠ろうとしても、どうしても眠れないところから始まるのが普通だとされています。これは活動的な交感神経が、休もうとする副交感神経を押さえ込むからです。
アンバランスになりかけた神経作用は、不眠症のほか、動悸、いらいら、肩こり、便秘、下痢、胃腸障害を進行させて、やがて心臓障害にまで及ぶことがあります。
その他、神経性皮膚炎、関節リュウマチ、背痛、胃・十二指腸潰瘍、
胃下垂、慢性胃炎、胃酸過多、月経障害、不感症、冷感症、インポテ
ンツ等いろいろな身体的な疾患が起こります。
自律神経失調症で病院にいけば、医師は症状により投薬で治療にあたります。 使用する主な薬は、アドレナリン、エフェドリン、エル
ゴタミン、アセチルコリン、アトロビン、ロートエキスなどなど・・ ・・
しかし、現代医学では、どんな薬を服用しても、症状はある程度緩和されるだけで治るところまでは行かないそうです。自律神経失調症については、現代医学には限界があるらしいのです。
「にんにく玉」は健康食品ですから、今日食べたら明日治るという薬とはちがいます。が、医師が投与してくれる最新の薬と併用すれば,
相乗効果を発揮するはずです、変化は徐々に現れてきます。
ストレスがたまると中枢神経が不安定になります。その結果、ビタ
ミンB1が尿中に放出されてしまうので、代謝は不活発になり、不眠症、
神経症、下痢などを誘発します。
ニンニクに含まれるアリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンとなります。ビタミンB1は緊張すると体外に排泄されますが、アリチアミンは血中に安定して蓄えられます。
またビタミンB1と同じ働きをするアリチアミンは脳や中枢神経の異常興奮を抑制して、鎮静作用を起こし大元のストレスを静めます。さらに整腸,保温効果をあげ、下痢、不眠を改善します。
ストレスによるもうひとつの悪作用は、コレステロールが大量に作られることです。
血液中のコレステロールや脂肪が増えすぎると、動脈の内壁にたまり、血流の障害となり、血管はよごれて老化していきます。さらに自律神経失調症下でアドレナリンなどのホルモンの分泌が異常ですと、
血圧が上昇しやすく、血管が収縮しやすい環境になり、健康な時にく
らべて循環器系疾患の非常に起こりやすい状態になってしまします。
ニンニクのアリシンが脂質ビタミンと結合して脂質アリシンとなり、
ビタミンEと同じく血管内を掃除し、血液をサラサラにして血管を広げる作用を持つことは前にお話したとおりです。
それとは別に、実はニンニクには、血中のコレステロールや脂肪を増やす働きと抑える働きの両方を持っているのですが、複雑な反応経路を経た後、脂肪分の多い食事をした後でコレステロールの血中濃度
をさげるという、大変面白い働きをするのです。
また卵黄には動脈壁に沈着したコレステロールを除去するレシチンが含まれています。動脈硬化を防ぐには、レシチンとコレステロールの比を1,2対1に保つことが必要といわれています。卵黄一個の中
にはレシチンが1,33グラム、コレステロールは0,23グラムしかあ
りません。
このようにニンニクと卵黄は、神経をしずめ、血液循環を活性化して代謝不全を防ぐことで、ストレスに晒され疲弊した細胞や各器官を修復し、身体バランスを通常の状態に近づけるよう働きかけるのです。
身体的なバランス不全を解消させ、神経系の正常な働きをうながす環境を作るのです。
■■ 最近のお客様との一問一答 ■■
質問:
先日、はじめてにんにく玉を購入いたしました。
飲み始めて10日になりますが、先日いただいた
「飲み方のポイント」に書いてある、眠けというのが
わたしには来たみたいです。
なぜ、眠くなってしまうのでしょう?
※時期を同じくしてお電話とメールで頂いた質問です。
店主返答:
眠けの原因ですが、
にんにくには交感神経(行動を司る自律神経)と
副交感神経(休息を司る自律神経)のどちらのスイッチも
入りやすくする働きがあります。
これは、具体的にどういうことかと申しますと、
ビタミンB1(にんにく玉では、活性化ビタミンB1・アリチアミンの
形で含有されています)が、交感神経・副交感神経どちらも
働くべき時に働くように調整する特徴があります。
この「管制塔」の働きがまず有って、それぞれの自律神経の
働きを助ける成分がにんにくと卵黄には実に豊富です。
まず、眠けの元と考えられる副交感神経ですが、
卵黄のレシチンは体内で分解して「コリン」という成分になり、
神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となります。
この「アセチルコリン」は副交感神経系の神経伝達物質のひとつです。
(交感神経の神経伝達物質は「ドーパミン」ながあります)
また、にんにく特有の働きとして末梢血管がひろがり
血行が良くなり体温が上がります。この末梢血管拡張というのは
普通は、副交感神経が活発な時に起こる現象です。
このように副交感神経が活発になる時の呼び水の働きが
にんにくと卵黄には豊富です。
しかし、逆に交感神経の働きを助ける成分も
にんにくには豊富です。
まず、アミノ酸の「クレアチン」という物質は筋肉の瞬発力に
関わる成分です。
また、「カリウム」というミネラルはやはり筋肉の収縮に重要な
成分で、これらふたつの成分が豊富だと「スッ」と立ち上がれたり
ここ一番というところで、「グッ」と力をいれたりが用意になります。
また、「有機ゲルマニウム」は体内に酸素をくまなく行く渡らせたり、
ビタミンB1,B2,B3,B6などのビタミンB郡は、それぞれ糖や脂肪、たんぱく質の代謝(体内で使われること)に欠くことのできない成分です。
このように交感神経が活発な時の呼び水になる「活動するための材料」も
豊富に含有されています。
ここで、飲み始めの時期に眠けが襲ってくる現象は
2つの自律神経のメリハリが活発になり、身体が「眠るべきだ」と考えた時に素直にその反応が出てきてしまう現象だと思います。
社会的にそれが許されるかどうかは別にして、
身体のサインが眠りを欲しているときには、出来れば寝た方が良いのですが、そうもいかない、我慢が出来ないほど眠気が強い、という場合は
量を減らした方が良いのかもしれません。
また、がんばって起きておき(顔を洗う、軽い運動をするというのが
実は交感神経を手軽に活性化する一番の方法です)
眠るべき就寝時間まで「眠けを取って置く」ことが出来ますと、
すばらしい生活のリズムができます。
それと、余談ですが「これは今からしなくてはならない事だから、
眠るのは、ひとまず後回しだ」と決意したとしましょう。
この時、眠けが襲ってくるかどうかを試してみてください。
眠けはこないのです!
意志の力というものがいかに強いものか、実感されると思います。 ただ、それが日常的にならないように気をつけましょう。
眠い時は、寝るに限ります。
実は眠くなる方というのは、実際にはあまり多くないような気がします。
これは、わたしが眠くなった時期があったので、わかったことですが、
その時期は一日8錠も飲んでいました。
また、日常的にストレスを感じて、生活が不規則だったことも
原因だったと思いますが、それこそ、仕事に差し支えがでるほど
昼間に眠けが襲ってまいりました。
飲む量を6錠から4錠に減らし、仕事が軌道に乗り、精神的に楽になって、
それから全く眠けが襲ってこなくなったところを見ると、
私の場合は飲む量ももちろんですが、ストレスが自律神経の
リズムを乱していたのかもしれませんね。
どうぞ、お客さまも毎日のリズムを大事にされて
上手に飲み方を工夫されてくださいね。
適量と飲み頃は、みなさん自己流のようでして(笑)
これ!といった決まりはないようです。
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