毛孔性苔癬の治療法として、一般的に認知されている方法をご案内いたします。

レーザー治療

　レーザー治療を毛孔性苔癬に応用した療法で、それぞれ独自のノウハウを謳い、事実、実績を築いているクリニックさん、医院さんも多数あるようです。

　レーザー治療の原理は大きく分けて２つに分類されるようです。

１、レーザー照射で角質の内側、皮膚の真皮の構造を作り替えることで、
　　ターンオーバー後の角質異常を治す。
２、いわゆるレーザー脱毛の原理を応用し毛穴自体を消滅させ、
　　角質が分厚く集積してくる「中心部」を取り去ってしまう。

　この２つの考え方に、さらに様々なノウハウを駆使し美しい素肌をとりもどすためのメソッドを構築し、実績を築いていらっしゃるようです。
　ただ、遺伝を土台とした毛孔性苔癬発症のメカニズムからは、いったん離れたところで、即効性のある効果・効用を手に入れるためのノウハウであることは確かですので、確実に治るのか？再発はしないのか？・・・などなど、その理論や確実性は施療する医院さんにおいてのみ担保されているといってよいでしょう。

　ここで注意すべき点は、きちんと認可の下りた医療器具を使用する、認可の下りた（エステなどではない）医療機関であること、施療に関して十分な衛生管理と予後のケアが行き届いていることが重要です。
　また、レーザーの照射面積で、料金も２万円程度から数十万と非常に高額な治療になる可能性があることから、できれば受診者の方々の「生の一次情報」に多く触れる機会を持つことが大切です。