ミクロの決死圏・2

けんこ〜コラム・8

ミクロの決死圏・2

健康について、日々、思ったことを徒然に書き留めています。

免疫と白血球のおさらい

 前回、白血球には種類がある。というお話をしました。
 白血球の種類?それぞれ働き方が違う?

・・・なんだか、ややこしいことになってきましたが、元々、「白血球」とは、血液の成分のうち、赤血球と血小板、血清を除いたものを全部「白血球」と呼んだのがはじまりで、研究が進むにつれ、

1、すべての白血球の親玉のような「マクロファージ」、

2、 さらに、マクロファージの「貪食性」(異物を飲み込んで消化する能力)を高めた「顆粒球」

3、マクロファージや顆粒球が細菌などの比較的大きな異物を飲み込んで処理する能力に長けているのにたいして、ウィルスやほこりなどの小さな異物を処理するのに適した働きを持った「リンパ球」

 大きく分けて、この3種類に分類されています。

 さらにリンパ球には、異物処理の他に、マクロファージの指令を他の白血球に伝達する役割をもったもの、ウィルスなど異物の侵入・感染によって異常をきたした細胞を殺し、処理する働きをもったものと、多様な働き方をするものに別れます。


 リンパ球のことは、次回、詳しくご案内するとして、今回は「顆粒球」とよばれ、全体の60%ほどを占める白血球についてお話いたします。

 この「顆粒球」、「顆粒」のように細かくてこの名前がついたの?
と感じてしまいがちですが、そうではなく、細胞のなかに異物を消化する各種酵素がカプセルにはいった「顆粒」のように点在することからつけられた名前です。


 この顆粒球は、白血球全体の60%を占め、全身を駆け巡って外敵(異物)を飲み込んでゆきますが、同時にカラダの新陳代謝にも深く関わっています。

 もともと、顆粒球は、マクロファージやリンパ球とくらべ、比較的動物の進化の過程で、新しく出来たタイプの白血球といわれ、動物が魚類からはじまり進化の過程を経て、陸に上がって行動し始めた時に、移動によるすり傷など、外から異物が体内にはいりこむ危険が多くなったことに対応して、「貪食性」という、元々マクロファージがもっていた能力をさらに発達させ進化してきた白血球だと考えられています。


 また、皮膚や上皮細胞とよばれる臓器の表面のように、カラダの中でも、はげしく細胞分裂をくりかえし成長していく部分には、かならずDNAのコピーに失敗した細胞が出来てしまいます。

 これらを飲み込んで処理する役目も果たしています。


 この、わたしたちの免疫機能、健康なカラダ作りには欠かせない働きを持った顆粒球ですが、ひとつ困った事に、とりこんだ異物を消化するのに、大量の「活性酸素」を使うという点があります。


 また、マクロファージやリンパ球の寿命が3ヶ月ほどあるのに対し、顆粒球の寿命は、たった2日ほどでついえてしまいます。

 死んでしまった顆粒球は細胞内の「活性酸素」をそこら中にばら撒いてしまい、まわりの細胞を傷つけてしまうことがあります。


 実は「癌」というのは、皮膚、上皮細胞、腺など、新陳代謝の活発な部分で分裂に失敗した細胞が、間違って増殖している状態です。

 本当はすぐに自分自身死んでしまって、顆粒球に処理されてしまうはずのものが、DNAの欠陥の具合で逆に暴走をはじめて爆発的な細胞分裂を繰り広げている病気です。


 新陳代謝の活発な部分の「後処理」をしている顆粒球ですが、その2日間の任務の終わりに、自分の中の活性酸素を放出して死んでいきます。これがまわりの細胞のDNAを傷つけ、暴走の切っ掛け、「発ガン物質」になってしまうことも大いにあるのです。

 また、顆粒球は、細胞分裂に失敗したり、寿命を終え死んでいく細胞を飲み込んで、新陳代謝の働きに一役かっていますが、ガン化した細胞を飲み込んで処理するという事は出来ません。

 ガン化した細胞を殺し、その残骸を飲み込んでいくのは、顆粒球ではなく、リンパ球のうちのNK細胞、キラーT細胞、マクロファージなどが担当します。

 健康な人の体内でも、常に数千個、数万個のガン細胞が産まれては死んでいっているといわれていますが、これが何らかの原因で増殖をストップできない状態にまでなってしまうと、「ガン巣」として恐ろしい存在になってしまいます。



大切なのは免疫系のバランス

 白血球の数は、免疫力の個人差で違いがあったり、感染症の病気に罹った時にふえたりと絶えず変化しています。

 そして白血球全体に占める、マクロファージ、顆粒球、リンパ球の比率も個人差や昼と夜の、夏と冬で変化があります。

 このとき、あまりにも顆粒球の比率が多すぎる状態がつづくと、2日間の寿命サイクルで活性酸素が、どんどん体内に放出さ続け、様々な組織異常を引き起こしてしまう引き金になりかねない事になってしまいます。


 この顆粒球の比率の個人差、一日の昼夜の変化、一年の夏の温暖な時期と冬の寒い時期の差、これは、自律神経の交感神経と副交感神経の働きのリズムに、みごとに合致しているといいます。

 これが、白血球の自律神経支配とよばれる理論で、自律神経が、その時、必要な白血球を選別、生成しているのだという説です。


 ちなみに顆粒球は、交感神経が全身を支配しているときに、その数がグーンと増えてゆきます。

 交感神経は、行動・攻撃・興奮・怒り・深い悩みといった心と体の動きに対応した神経で、このような状態の時は、カラダに傷がついて外部から異物が入り込みやすい、だから、顆粒球の出動が必要だと、カラダが判断し、命令を下している、ということなのかもしれません。  


 顆粒球があまりに多すぎる状態が、組織異常をまねく事例のひとつに胃潰瘍があります。

 かつて胃潰瘍の主な原因は、ピロリ菌(ヘリコバクターピロリ菌)であると言われてきました。確かにピロリ菌も原因のひとつではあるのですが、ピロリ菌に感染していない人でも胃潰瘍になるケースがあります。

 これは、ストレスにより過剰に増加した顆粒球が、活性酸素で胃壁を破壊していることが原因なのだということが、現在、明らかになっています。

 また、顆粒球が異物、特にバイ菌と戦うときには、双方の戦いの残骸「膿」が出来てしまいます。傷ぐちが膿みやすく、治りが遅いという方の場合、その傷口周辺にはバイ菌はもちろんですが、顆粒球が放出した活性酸素も組織を痛めるのを手伝ってしまっているかもしれません。


 ニキビがちな方というのも、顆粒球過多の状態だといえます。
 意外ですが、日常のストレス度とニキビの関係も指摘されています。

   とはいっても、一番大切なのは、バランスであって、顆粒球の比率が多いから一概に悪いのだ、というわけではありません。


 確かにストレスに晒され続けて、常に精神的に緊張状態が続いているのは、病の元となりますが、リラックスしすぎでキリッとしたところがない状態でも別の病気の原因となってしまいます。

 リラックスの状態といえば、休息を司る副交感神経が働いている状態ですが、この副交感神経の指令を受けるリンパ球、特にその中でもB細胞とよばれる免疫系細胞の比率が増えすぎても、別の弊害を生む事になります。

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