ミクロの決死圏

けんこ〜コラム・7

ミクロの決死圏

健康について、日々、思ったことを徒然に書き留めています。

ミクロの決死圏

 わたしの中学時代に、お父さんが医科大の教授をしている友達がいました。友達の家に遊びに行ったとき、ガン研究のためのヌードマウスという実験用マウスの写真とかを見せてもらったこともありました。

 その友達のお父さんから、「ミクロの決死圏」という昔のハリウッド映画が、人体の中の構造をとても忠実に描いていて感心しているという話を聞きました。


 

 【ミクロの決死圏】
1966・米 製作:ソール・デビッド
監督:リチャード・フライシャー
脚本:ハリー・クライナー


 主演はベン・ハーで主人公の敵役を演じたスティーブン・ボイドという役者さんとラクエル・ウェルチ。人体内のデザインはあのサルバドール・ダリが担当したそうです。わたしが3歳の時の映画ですから、実際の映画を見たのは、その友達のお父さんに話を聞かされてから、かなり後の事になりました。

 当時はホームビデオもないので、テレビの放映がかかるまで待たなくてはならず、放映されると判ったときにはかなり興奮して楽しみにしていた思い出があります。CGのない時代の映画ですが、見終わった後、陶然としたのを覚えています。


 この映画の中で、内耳(だったと思う)に行き着いたミクロ化した登場人物たちに、抗体(白血球が異物に向かって投げてくる粘着質のたんぱく質)が襲ってくるシーンや、暴走した潜水艇に白血球が襲い掛かってくるシーンがありました。

 いわゆる「免疫系」がいろいろな攻撃をしかけてくる場面ですが、今でも免疫関係の本を読むと、必ず「ミクロの決死圏」の場面が頭をよぎっていきます。(笑)



免疫のいろいろな種類

 以前にもお話したことなのですが、この免疫系の主役とも言うべき白血球には、実はいろいろな種類があって働き方に違いがあるのです。
 そればかりでなく、それぞれの種類が理想的なバランスを欠いてしまうと(ある種類が多すぎたり少なすぎたりすると)アレルギーやガン、膠原病、胃潰瘍というようないろいろな慢性病の原因になることもあるのです。


 そして、にんにくが白血球の種類を実に理想的な比率に調整するということもいろいろ調べていくうちにわかってきました。


 まず、白血球を大きく別けると

1、マクロファージ(白血球全体の約5%)
2、顆粒球(全体の約60%)
3、リンパ球(全体の約35%)
と3種類に分かれます。

 このうち、マクロファージと呼ばれる白血球が白血球全体に指令を下す親玉のような存在です。

 マクロファージは体中いろいろなところに存在していてアメーバのように触手をのばして移動したり、血液中を流れる時はまるく丸まって流れに乗ったりします。そして、体の中の壊れた細胞や外から侵入した細菌を食べて、自分の栄養にしていきます。そしてそれだけでなく、その処理するべき相手を識別して「サイトカイン」という物質を出し、他の白血球の応援を呼びます。

 つまり相手に応じて、どの白血球が応援に駆けつけるにふさわしいかを判断して、その種類の白血球を呼び出す働きも持っているのです。


 体内の細胞が、それぞれの役割に応じて姿形や機能を特化させているのに対して、マクロファージは、自分自身で移動もできて、栄養も取り、他の白血球と連絡も取り合うという万能選手のような働きを持っています。


 例えば、細菌のような敵が外から体内に入ってくるとマクロファージはそれらを飲み込みながら、顆粒球という、もっと飲み込んで消化する力の強い白血球を呼び続けます。そして、そこに駆けつけてきた顆粒球が、細菌との本格的な戦いを始めます。

 また、侵入してきた敵が、ウィルスやリケッチャのように細菌の一万分の一ほどの大きさの場合、マクロファージは相手があまりにも小さすぎて飲み込むことが出来ません。そこで、飲み込む力はないけれど、鳥もちのようにたんぱく質(抗体)を投げてベタベタと相手を固めてしまう力をもったあるリンパ球に指示を出して戦いに参加するよう命令します。(この抗体を投げるリンパ球は、リンパ球のなかでもB細胞を呼ばれるものです)

 元々、普段、このリンパ球は形も小さく、中身は細胞膜と核だけで他には何も入っていない細胞としてリンパ節に存在しています。が、この状態は”休眠状態”で、何の働きもできないで休んでいるだけです。

 大抵の細胞は、中に核があって、呼吸するためのミトコンドリア、また異物を消化するための酵素がはいったいろいろな粒が中に入っているのが普通です。また、たんぱく質を合成するための小胞体・ゴルジ体というような小さな器官も必要ですが、普段のリンパ球には、そういったものが何も入っていません。

 ところが、ひとたびマクロファージから「こういう敵(抗原)が侵入してきた」という指令がくだると、敵(抗原)と戦うために細胞分裂、つまり自分のクローンを作りながら細胞の中身の小器官をどんどん発達させてゆき、大きく成長していきます。 そして一個のリンパ球が、最終的には数千倍もの数にふくれあがりウィルスとの戦いに挑みます。

 
 カゼを引いて熱が出たり体の具合が悪くなるまでの間に、一定の期間があるのは実は、このリンパ球が増加して戦いが始まるまでの準備期間なのです。

 発熱や炎症などの不快な症状というのは、リンパ球がウィルスなどと戦い始めた証拠で、実は体温や血流を上げる事で体内酵素の活動を活発化させリンパ球が敵と戦うのを補助しているという側面があります。

 ちょっと矛盾に感じるかもしれませんが、風邪を引いて薬を飲むと治るまで1週間かかるが、薬を飲まなければ3日で治ると主張する人すらいます。


 このリンパ球は、大きな図体の所為で、敵(抗原)のいる末梢血管までたどり着く事が出来ませんが、細胞の表面に出来た鳥もち(抗体)を投げつけることで敵と戦います。その抗体はマクロファージの指令で、敵の形に応じたものとなっています。

 そして、ひとたび戦いが終るとまた元の休眠状態に入るのですが、いったん用意した抗体はそのまま維持して休眠状態にはいるので、次に敵(抗原)が体内に侵入してきた時には、元の数千倍のクローンが一気に戦いに参加してくることになり、病気という症状になる前に戦いが終ってしまいます。

 これが、いわゆる同じ病気に2度罹りしない、あるいは2度目に罹った時は症状が軽くすむ「免疫」機能というわけです。



もうひとつの免疫系

 ところで、リンパ球には、この鳥もち「抗体」をなげつけるB細胞の他にも種類があります。

 ひとつはNK細胞という、体内の異常細胞を常に監視して、異常だとわかると消化酵素をだして細胞を破壊する働きを持ったもの。

 もうひとつはT細胞と呼ばれる細胞で、マクロファージが敵を認識したときに、その素性や性質、形などを鳥もち係りのB細胞に伝える伝令係りの役割をになうもの(ヘルパーT細胞)。

 おなじT細胞でも仲間のヘルパーT細胞の指示で、異常な細胞を壊すNK細胞と似た働きをするもの(キラーT細胞)と、それぞれ種類と働きを分担させています。


 この異常細胞を「壊す」NK細胞とキラーT細胞の働きがないと、ウィルスに感染した体の細胞がどんどんウィルスのコピーを作ってしまい、B細胞がいくらがんばってもウィルスが減らない状況に陥ってしまいます。

 また、NK細胞はガン細胞と戦う白血球としても有名です。

 こういった役割分担をすることでリンパ球、マクロファージ、顆粒球という3種類の白血球は体全体の防衛網を作っているのです。


 が・・・・


 これらの白血球は、ストレスや汚染物質が溢れかえる現代生活のなかでそれらの種類の数がバランスを欠いてしまい(ある種類が多くなりすぎ、あるいは少なくなりすぎ)、かえって慢性病を悪化させているというという事があるのです。

 また、表面的な治療のために、本来、白血球が働くべきところを逆に白血球を殺してしまい、治療を長引かせてしまう。→慢性病にしてしまう。
という西洋医学の悪循環も、最近とみに指摘されています。


 結論からいうと、顆粒球とB細胞、この比率が全体の中で大きくバランスを欠く事でガンや膠原病、胃潰瘍、アレルギーなどの原因が生まれるといわれています。


 にんにくが白血球のバランスを整えるのは、NK細胞、キラーT細胞の働きを活性化させることで顆粒球、B細胞、どちらかに傾きがちな傾向を、是正しているからです。

 なぜ、顆粒球が多すぎるといけないのか?なぜB細胞が多すぎてはいけないのか?NK細胞とキラーT細胞が活性することでどんな症状が解決するのか?
これらは次回、お話しすることにいたします。

つづく

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